【ブックメーカー攻略法】必ず勝てるアービトラージの賭け方と注意点

ブックメーカーで100%の利益が得られるアービトラージを紹介していきます。
ブックメーカーのアービトラージ戦略とは、複数サイトで同じ試合に両賭けを行い、オッズの差を利用して確実な利益を得る手法です。
100%の利益が得られる戦略なのですぐにでも実践したいと思うかもしれません。ただし、労力の割には利益が少なく、実践するには色々な落とし穴があるのでハードルは高いかもしれません。
そんなアービトラージの仕組みや注意点について詳しく解説していきます。
アービトラージとは
アービトラージは裁定取引とも呼ばれる投資戦略で、「同じ商品の価格差を利用することで必ず利益を出す」という株やFX戦略に使われる取引手法です。
この手法を活かしたブックメーカーのアービトラージとは、「複数のブックメーカーで提供される同一試合に両賭けし、どちらが勝っても確実な利益が出るオッズの組み合わせを見つける」という戦略のことです。
ブックメーカーではそれぞれが独自のオッズを提供しています。その中から同一試合のオッズ差を見つけ、金額を調整しながら両賭けを行います。
そうすることで賭けの結果にかかわらず利益を確保することができ、リスク0で利益率100%という戦略が成り立ちます。
アービトラージの実践方法
ブックメーカーのアービトラージはオッズ差を利用することは紹介した通りですが、実際にはどう実践するかを説明していきましょう。
アービトラージのメリット
確実なリターンが得られる
アービトラージの最大のメリットは、理論上では確実なリターンを得ることができる点です。賭けの結果にかかわらず利益を得ることが目的なので、オッズの組み合わせさえ見つけることができれば、リスク無しで利益を積み重ねることができる戦略です。
スポーツの知識がなくても勝てる
アービトラージはオッズ差と、それを活かした組み合わせを見つける戦略なので、スポーツの知識がなくても問題ありません。通常であれば、チームや選手のパフォーマンス、過去の成績、試合の状況などを考えて予想を立てる必要があります。
しかし、アービトラージではオッズの差を利用するだけでよいため、スポーツに詳しくない人でも簡単に取り組むことができます。
アービトラージのデメリット
引き分けがある試合だと実践が難しい
アービトラージは、勝ち負けが明確に決まる試合であれば非常に効果的ですが、引き分けがある試合ではその実践が難しくなります。サッカーや野球の試合では引き分けの可能性も考えなければなりません。
勝利、敗北、引き分けの結果がある試合でアービトラージを行う場合、それぞれのオッズを比較し、賭け金を配分して賭ける必要があります。引き分けがある試合でアービトラージを実践するには、高度な計算能力と戦略が求められるため現実的ではありません。
大きな利益は得られない
アービトラージは確実な利益を得ることができる戦略ですが、両賭けを行うため純利としての利益は大きくありません。
賭け金に対して数パーセント程度の利益しかでないでしょう。大きく利益を得るためには、多額の資金を投入するか、頻繁にアービトラージを実践する必要があります。
アービトラージ状態を見つけるのが難関
アービトラージで利益を得るには何度も実践する必要があります。ただし、このアービトラージ状態のオッズを見つけるのがとても困難です。
アービトラージ状態が起きるのは、「ブックメーカーごとに試合に対する考え方が違う」、「オッズの設定ミス」、「強オッズなどのプロモーションを実施」などが要因です。
実際にはオッズの設定ミスはほとんど起きませんし、起きてもすぐに修正されてしまいます。プロモーションも頻繁に提供されるものではありません。可能性が高いのはブックメーカーごとの考え方が違ってオッズ差がうまれることです。
ですが、オッズはブックメーカー各社の気分で設定されているものではありません。様々なデータを分析して設定され、設定した後も競合サイトのオッズを参考にして修正されています。必勝のアービトラージ状態を見つけるのは非常に難しいでしょう。
アービトラージが実践できない理由
アービトラージが禁止されている
多くのブックメーカーはアービトラージの利用を禁止にしています。理由としては、アービトラージは理論上100%利益が出せる手法なので、ブックメーカーにとって利益を減少させる行為と見なされるからです。
全ての方が100%の利益を出してしまえば、当然ながらブックメーカーの運営は成り立たず潰れてしまうでしょう。ユーザー不利ではいけませんが、ブックメーカー不利でもバランスが取れないため、アービトラージは禁止されています。
マックスベット規制とアカウント凍結の危険性
アービトラージはブックメーカーの利用規約で禁止されていることが多いです。禁止されているブックメーカーで実践するのはとても危険です。見つからないと思うかもしれませんが、ブックメーカーはユーザーの違反行為には敏感です。
正当に利用して利益を得たとしてもブックメーカーは何も言いません。ですが、利用規約に違反して利益を得たユーザー、もしくは疑いがもたれるユーザーに対しては厳しい処置が取られます。
アービトラージを行っていると疑われるユーザーはマックスベット規制を受ける可能性があります。アービトラージで大きな利益を得るためには多額の資金を使う必要がありますが、マックスベット規制を受けてしまうとそれができなくなります。
最悪の場合はアカウントが凍結され、利用すらできなくなる可能性があります。アカウントが凍結されてしまえば資金の引き出しも行えなくなるので利用規約は守るようにしてください。
賭けをキャンセルされてしまう可能性
ブックメーカーがオッズの設定でミスをしていたとします。ユーザーはチャンスと思い、アービトラージを行うかもしれませんが、それに気づいたブックメーカーはその賭けをキャンセルすることができます。
これはブックメーカー側がアービトラージに対する警戒が強いという証明です。キャンセルされてしまうリスクがある以上アービトラージをメインに行うメリットは少ないでしょう。
