スコア予想の賭けが楽しめるオーバーアンダー投資
オーバーアンダーとは、試合の合計得点がブックメーカー側の設定したラインを上回るか下回るかを予想する賭け方です。
シンプルで分かりやすい賭け方として初心者からの人気が高く、また、スポーツによっては予想の精度を高めることもできるため、上級者もよく利用する賭け方となっています。
この記事ではそんなオーバーアンダーの仕組みや活用法、相性の良いスポーツなどを解説し、有益な情報を紹介していきます。
オーバーアンダーとは
オーバーアンダーは試合の合計得点を予想する賭け方です。スポーツは良いスコアを出すことで勝敗が決まります。
オーバーアンダーはブックメーカーが設定した合計得点ラインに対し、それを上回るか(オーバー)、下回るか(アンダー)を予測するものです。
ブックメーカーの設定基準はブックメーカーによっても異なりますが、大きくはスポーツの種類によって変わってきます。点が入りやすいバスケットボールなどでは合計得点が高く設定され、サッカーなどの点が入りにくいスポーツでは合計得点が低く設定されます。
オーバーアンダーは試合開始前の事前ベットだけでなく、試合中のライブベッティングでも賭けることができる人気の賭け方です。
オーバーアンダーのオッズ
オーバーアンダーは試合開始前に予想するだけではなく、試合中のライブベッティングでもオッズが提供されます。いくつか紹介していきましょう。
前半と後半に分けたオーバーアンダー
多くのスポーツは前半と後半に分かれています。オーバーアンダーは前半だけのスコアに対するものや、後半だけのスコアに対するオーバーアンダーのオッズが提供されています。
前半の展開を見て、後半の点差が大きく動くのか、守備重視の展開になるかを予想できるため、戦略的な賭けが楽しめます。 野球は5回までを前半、それ以降を後半とします。バスケットボールの場合はクォーターごとのオーバーアンダーが提供されます。
ラウンド数のオーバーアンダー
ボクシングなどの格闘技は得点を取ることが目的ではありません。相手を倒すかどうかで勝敗が決まりますが、このようなスポーツでもオーバーアンダーは提供されています。
格闘技の場合は、決着がつくラウンド数がブックメーカーの設定された数値を上回るか下回るかを予想します。実力差や選手のタイプを判断して予想することが重要になります。
セット数のオーバーアンダー
テニスや卓球、バレーボールなどの数セットを先取することで勝敗が決まるスポーツでは、その試合におけるセット数に対してオーバーアンダーが提供されることがあります。
テニスは1セット6ゲーム先取のスポーツなので、合計ゲーム数に対してのオーバーアンダーも提供されます。得点の合計だけでなく、ゲームの展開がどうなるのかに対して設定されることがあるので汎用性が高い賭け方であることも人気の理由です。
オーバー投資法
オーバー投資法とは、オーバーアンダーでオーバーの可能性が高いオッズに賭けることで利益を狙う賭け方です。オーバー投資法では過去のデータやチームの状況、選手のパフォーマンスを把握して、オーバーの可能性が高いチームに賭けます。
オーバー投資やアンダー投資で重要な点は0.5倍単位のオッズに賭けることです。整数のオッズの場合は引き分けのリスクがありますが、0.5倍単位だと引き分けの心配はいりません。確率を50%に高めておくことがオーバーアンダー投資には最適です。
また、オーバー投資法で勝率を上げるためには得点が多く入りやすいバスケットボールや野球 などのスポーツがおすすめです。
オーバーの的中率を上げるためのコツとして、得点が入りにくいスポーツの中でも特に攻撃的なプレイスタイルを持つチームや選手に賭けることが挙げられます。
利益率は低くなりますが、最低オッズ(0.5など)にオーバーで賭けておくのも有効です。点が入りにくいサッカーだとしても無得点の試合はほとんど無く、1点でも入った場合は勝利が確定します。
オーバーの得点設定が低い場合は下調べを行ったうえで、オーバーに賭けることで勝つ可能性が高くなるので試してみてください。
アンダー投資法
アンダー投資法とは、オーバー投資法の逆の考えが基本となります。アンダーの可能性が高いオッズに賭けることで利益を狙う賭け方です。 勝率を高める考え方としては、合計得点の数字が高く、対戦チームのディフェンス力が高いとアンダーの的中率が上がります。
アンダー投資法に向いているスポーツはサッカーです。サッカーのアンダー投資は有名で、点数が入りにくいサッカーの特性がこの賭け方にマッチしているからといえるでしょう。 サッカーは実力差が近くなる程、点数が入りにくくなります。また、前半に点差が広がった場合、後半は守備に力が注がれるので高い確率でアンダー有利になります。
このようにサッカーでのアンダーベットは的中しやすく、展開によってはライブベッティングでアンダーベットをすることもおすすめです。 サッカーの試合でアンダーの得点設定が高い場合は注目してください。勝つ可能性が高い場合は是非試してみてください。
オーバーアンダーの注意点
延長戦の設定に注意
オーバーアンダーに賭ける試合に延長戦が含まれているかを確認するようにしてください。スポーツによっては引き分けで試合が終了することもありますが、引き分けがないスポーツも多くあります。
延長戦で点が入る可能性があるので、アンダーベットは不利な展開になる可能性があります。延長戦がある試合には注意が必要です。
基準値の意味を知っておく
オーバーアンダーオッズの基準値には「整数単位」「0.5単位」「0.25単位」があります。0.5単位での設定が一番多く、この場合はそれほど難しく考える必要はありません。
基準値が整数の場合、賭けた数値と基準値が同じになる場合があります。その場合は賭けが不成立となり返金になります。オッズが高くなりやすいという利点もありますが、賭けが不成立になってしまうデメリットもあります。
0.25単位の場合は基準値が二つあることになります。例えば1.25というオーバーオッズの場合、2点以上は勝ち、1点だと半分勝利となります。1.25アンダーオッズの場合は、2点以上は負け、1点で半分勝利、0点で勝ちというかたちになります。0.5単位に比べると少し複雑になるので注意が必要になります。
オッズの変動に注意
オーバーアンダーは事前ベット以外にライブベッティングで賭けることもできます。ただし、ライブベッティングのオーバーアンダーは状況に合わせてオッズが常に変動します。点数が入った瞬間に賭ければ勝率が高くなりそうですが、勝率100%になった瞬間に賭けることができなくなります。
また、点が入ったことでオッズが低く更新されてしまうでしょう。ライブベッティングのオーバーアンダーの勝率は高くなりやすいですが、その分タイミングが難しい賭け方になるので注意が必要です。