スポーツベットで予想がしやすいドローノーベット
ドローノーベットとは、ブックメーカーが提供するスポーツベットで基本的な賭け方の一つです。
スポーツの試合は「勝利」「敗北」「引き分け」に分かれており、この三つに賭けることができますが、ドローノーベットで賭けた場合、引き分けが無効となり賭け金が全額返金されます。
勝つか負けるかの分かりやすい勝負を楽しみたい方におすすめの賭け方で、引き分けがないためリスクも軽減される人気の賭け方です。
ドローノーベットとは
ドローノーベット(Draw No Bet)とは、ブックメーカーのスポーツベットの賭け方の一つで、試合が引き分けた場合は無効にして賭け金が全額戻ってくるというものです。
スポーツベットで人気の高い勝敗予想に1X2(ワンバイツー)というものがあります。これはホームが勝つか、ドロー(引き分け)か・アウェイが勝つかを予想するものです。
簡単にいうと、ドローノーベットは勝利か敗北の2択、ワンバイツーは勝利か引き分けか敗北の3択です。単純に考えても3択よりも2択の方が予想しやすいのは間違いありません。
賭け方はシンプルで、目的の試合でドローノーベット(Draw No Betや引き分け無効と記載されている場合もあります)を選んで賭けるだけです。ドローノーベットを選ぶだけで勝率が50%まで上がるので、わかりやすいスポーツベットが楽しめます。
ドローノーベットのメリット
引き分けのリスクが0
ドローノーベットで賭けた場合、引き分けになった場合は賭け金が全額戻ってきます。
ワンバイツーのような引き分けも含めて予想する場合、引き分けが頻繁に起こるスポーツ以外では引き分けに賭ける方は少なく、損失を出してしまう方が多いでしょう。
ですが、ドローノーベットで賭けた場合は引き分けの心配をする必要がありません。引き分けた場合のリスクが0になることは、スポーツベットにおいての大きなメリットになります。
勝敗予想だけ考えればよい
引き分けのリスクを考えなくて良いということは、単純に勝つか負けるかという勝敗予想だけを行うことになります。
実力差やチームの状況などの情報が活かしやすくなり、精度の高い予想が可能になります。引き分けたとしてもドローノーベットでは問題がありませんので、気持ちよく次の試合予想を行うことができます。
ドローノーベットのデメリット
オッズが低くなる
引き分けて賭け金の損失リスクが無いドローノーベットは優秀な賭け方ですが、オッズが低くなるというデメリットがあります。
例えばサッカーの試合で、ワンバイツーのオッズが「ホーム勝利1.4倍・引き分け4.2倍・アウェイ6.5倍」に対し、ドローノーベットのオッズが「ホーム勝利1.17倍・アウェイ4.5倍」というようなオッズになります。
このように引き分けがない分、勝敗オッズが低い設定になることがほとんどです。予想が的中したとしてもリターンは少なくなります。
対象スポーツが限られている
ドローノーベットは全てのスポーツが対象にはなっていません。例えばメジャーリーグには元々引き分けの概念がありません。このような引き分けがないスポーツではドローノーベットで賭けることができません。
それ以外にもマイナーな競技の場合はブックメーカー側がドローノーベットを用意していない場合があります。ドローノーベットに賭けたい場合はブックメーカーが提供しているかどうかを確認しておく必要があります。
ドローノーベットが使えるスポーツ
ドローノーベットが提供されるオッズは、チーム対チームのスポーツや、個人対個人のスポーツで引き分けの可能性があるスポーツに対して提供されています。
サッカー
サッカーは引き分けが頻繁に起こるスポーツで、ドローノーベットを利用するには最適なスポーツの一つです。
サッカーはブックメーカーの中でも人気が高く、試合数も多いので、引き分けのリスクを無くしたドローノーベットは人気の賭け方です。 純粋な勝敗予想を楽しむことができるので、ドローノーベットに有効なスポーツといえるでしょう。
ラグビー
ラグビーは試合展開が激しく、引き分けが少ないスポーツであるものの、たまに引き分けが発生するのでドローノーベットは有効な賭け方です。
チームのパフォーマンスや戦術が勝敗に影響を与えるスポーツでもあり、実力差が出やすいスポーツです。ラグビーの試合で引き分けのリスクを抑えることにより、純粋な勝敗予想を楽しむことができるでしょう。
ボクシング
個人同士の戦いであるボクシングには引き分けが存在します。ファイナルラウンドを戦い終わってジャッジの判定が同点であれば引き分けになります。
試合が引き分けに終わった場合、ドローノーベットで賭けていれば、賭け金が全額返金されるのでリスクを軽減できます。ボクシングの試合は僅差で判定が決まることが多く、ドローノーベットが非常に有効となります