仮想通貨を利用した【ブックメーカーの入出金】をわかりやすく解説
仮想通貨とは、インターネット上で取引されている形のないデジタル通貨のことをいいます。
近年ではブックメーカーの入出金方法としても利用され、その利便性と安全性の高さから多くのブックメーカーとユーザーから重宝されています。
仮想通貨の特徴や、入出金に利用するメリットとデメリットなどについて有益な情報を紹介していきます。
仮想通貨について
仮想通貨を使った入出金は、銀行送金やクレジットカード決済に代わる新しい手段として数年前から注目され、現在ではほとんどのブックメーカーで取り扱われています。
仮想通貨とは、インターネット上で取引することが可能なデジタル通貨のことをいいます。有名な仮想通貨として、ビットコインやイーサリアムなどがあります。
これらの仮想通貨は、ブロックチェーン技術を用いて運用されています。ブロックチェーンとは、ブロックと呼ばれる単位でデータ管理を行い、チェーンのように連結してデータを保管する技術です。
この技術により過去のデータの改ざんが難しく、取引の透明性と安全性が確保されています。簡単にいうと、セキュリティが非常に高い管理技術が使用されているので安心感が高いということです。
入出金フロー
- 1.仮想通貨取引所で口座開設
- 2.ブックメーカーへ入金
- 3.ブックメーカーから出金
ブックメーカーで仮想通貨を利用するには、まず仮想通貨取引所でアカウントを開設し、必要な仮想通貨を購入します。人気通貨のビットコインやイーサリアムを購入しておくと、ほとんどのブックメーカーで使えます。
次に、ブックメーカーの入金ページにアクセスし、仮想通貨を選択して入金手続きを行います。ブックメーカーの送付アドレスが表示されるので、その送付アドレスに対して自分の仮想通貨を送付することで入金が完了します。
送金が完了すると、数分から数十分でアカウントに入金が反映されますので、スポーツベットを楽しむことができます。
ブックメーカーから資金を出金する場合は、ブックメーカーの出金ページから仮想通貨を選択し、自身の仮想通貨ウォレットに送金するだけです。
入金と同じくアドレスを入力する必要がありますが、アドレスの入力ミスにはかなり注意してください。アドレスの入力間違いをしてしまうと資金が入出金されないだけでなく、二度と手元に戻らなくなるかもしれません。
仮想通貨のメリット
手数料が安い
仮想通貨を使った入出金のメリットとして手数料が安いことが挙げられます。その理由は、手数料がかかる仲介業者がいないからです。
銀行やクレジットカード会社などは決済の仲介を行うので、当然ながら手数料が発生します。ですが仮想通貨の場合、ユーザーとブックメーカーの直接取引になることと、仮想通貨が分散型ネットワークで処理されるため、仲介業者が不要となり手数料がかなり低額になります。
国際送金においても大幅なコスト削減が可能となります。仮想通貨は国境を越えて利用できるため、海外のブックメーカーを利用する際にも非常に便利です。
処理がスピーディ
銀行振込やeウォレットの送金処理には数日かかることがあります。ところが、仮想通貨を利用した場合、数分から数十分程度で取引が完了します。
これはブロックチェーン技術による素早い処理能力のおかげです。仮想通貨の中でもリップルやトロンなどは、送金速度をさらに高速化するために設計されています。
ブックメーカーを利用する上でスムーズな入出金は重要です。入金が間に合わずに賭けられないということが無くなるのでスポーツベットをより楽しむことができるでしょう。
仮想通貨のデメリット
価格変動
仮想通貨を利用する際のデメリットとして、仮想通貨は市場の影響を受けやすく、価格が大きく変動することがあります。
このため、入出金のタイミングによっては利益が目減りしてしまう可能性があります。長期的に仮想通貨を持つ場合は、価格の動向をチェックしておくことが重要です。
価値が上がるときはゆっくりですが、下がるときは一瞬で下落します。価格変動の可能性を把握しておくことでリスクを抑えることができるでしょう。
誤送金の危険性
仮想通貨で送金するためにはアドレスの入力が必須ですが、この入力は必ず正確に行う必要があります。
万が一アドレスを誤って入力すると、送金が失敗します。そして送金に失敗した資金は基本的に返ってきません。
送金時には必ずアドレスをコピー&ペーストするか、QRコードを利用して正確に入力することが必要です。手入力でのミスは、取り返しのつかない結果を招くので、細心の注意を払ってください。
おすすめの仮想通貨
ビットコイン
ブックメーカーでの利用に適した仮想通貨として、まず挙げられるのはビットコイン(BTC)です。ビットコインは最も普及している仮想通貨であり、多くのブックメーカーで利用が可能です。送金速度や手数料の面でも優れており、信頼性の高い通貨です。
イーサリアム
次に、イーサリアム(ETH)もおすすめです。イーサリアムはビットコインに次いで普及している仮想通貨であり、自動的に契約が実行されるスマートコントラクト機能を備えているため、より高度な取引が可能です。送金速度や手数料の面でもビットコインと同様に優れています。
テザー
価格変動リスクを軽減するための仮想通貨としてテザー(USDT)もおすすめです。テザーは米ドルに連動するステーブルコインであり、その価値は常に1USDT=1ドルに固定されています。これにより、価格変動リスクを避けながら、仮想通貨の利便性を受けることが可能です。
仮想通貨と税金
仮想通貨はおすすめですが、仮想通貨を利用した場合に生じる税金の問題について知っておく必要があります。
ブックメーカーで勝利した金額を銀行振込などで出金した場合は、その勝利金は「一時所得」となり年間50万円を超えると税金の対象となります。
ところが仮想通貨で利益を得た場合は「雑所得」となります。雑所得で年間20万円を超えると税金の対象となります。
10万円分のビットコインを購入し、ブックメーカーで50万円に増やしたとしましょう。その50万円を現金化した場合は、元金の10万円を引いた40万円が20万円を超えているので税金が発生します。
ただし、これは上限の20万円以上を現金化した場合の話です。元金の10万円と利益の一部である20万円を現金化した場合には税金がかかりません。
勝利してもアカウント内に資金を残しておけば税金がかからないので、出金額には注意をしておいてください。
トラベルルール
2023年、仮想通貨の取引に新たなルールが加わるという大きな動きがありました。それがトラベルルールです。
トラベルルールとは、仮想通貨の取引において、送金元と送金先の情報提供を義務付けるルールです。このルールは、マネーロンダリングや不正送金の防止を目的としており、世界各国で導入されています。
このトラベルルールにより、国内の仮想通貨取引所からブックメーカーへの直接入出金が少し難しくなりました。ですが、海外の仮想通貨取引所を利用するか、eウォレットを利用した入出金を行うことで対応が可能です。
eウォレットを利用する場合は手数料がかかるので、仮想通貨のメリットがやや弱まります。海外の仮想通貨取引所を作るのは面倒と思われるかもしれませんが、意外と簡単なのでそちらがおすすめです。
仮想通貨を利用する際には、合法的に取引を行うことが必要になります。ブックメーカーでの仮想通貨を利用される方は、信頼性の高い取引所を選ぶようにしてください。