海外サッカーが8月に一斉開幕!ブックメーカーでも注目が集まる優勝オッズをチェック!

いよいよ2025-26シーズンの欧州サッカーが開幕!プレミアリーグを筆頭に今シーズンも世界中のスター選手が集い、熾烈なタイトルレースが展開されます。
この記事では、各リーグの優勝オッズから見る勢力図、今季注目すべきクラブの展望、そして日本人選手の最新動向を網羅的に解説。
ブックメーカーが予測する“今シーズンの主役”はどこか?そして日本人選手はどこまで活躍できるのか?サッカーファン必見の内容で、開幕前の全体像を読み解きます。
プレミアリーグ
2025-26シーズン優勝オッズ
2025-26シーズンのプレミアリーグ優勝オッズをブックメーカー「ピナクル」の最新データをもとにご紹介します。今季もっとも高く評価されているクラブはどこでしょうか。
チーム | オッズ | 昨季 |
---|---|---|
リヴァプール | 2.99倍 | 1位 |
アーセナル | 3.25倍 | 2位 |
マンチェスターC | 4.00倍 | 3位 |
チェルシー | 9.01倍 | 4位 |
ニューカッスル | 31.03倍 | 5位 |
アストンヴィラ | 81.07倍 | 6位 |
ノッティンガム | 251.21倍 | 7位 |
ブライトン | 210.61倍 | 8位 |
ボーンマス | 523.78倍 | 9位 |
ブレントフォード | 1039.08倍 | 10位 |
フラム | 523.78倍 | 11位 |
クリスタルパレス | 452.22倍 | 12位 |
エヴァートン | 502.87倍 | 13位 |
ウェストハム | 501.39倍 | 14位 |
マンチェスターU | 29.03倍 | 15位 |
ウルブス | 1044.01倍 | 16位 |
トッテナム | 51.05倍 | 17位 |
リーズ・ユナイテッド | 824.68倍 | -位 |
サンダーランド | 1838.09倍 | -位 |
バーンリー | 2051.39倍 | -位 |
優勝オッズの上位には、リヴァプール、アーセナル、マンチェスターCの三強が並び、昨季の成績どおりに高い評価を受けています。特にリヴァプールは新体制2年目での本格的な頂点奪還が期待されており、ブックメーカーからの信頼も厚いことがうかがえます。
4位につけたチェルシーは昨季好調だったとはいえ、優勝候補としてはやや距離がある評価です。ニューカッスルやアストンヴィラも安定感はあるものの、タイトル獲得には壁が高いと見られています。
一方で、マンチェスターUは昨季15位という低迷を受け、久々に“伏兵扱い”のオッズとなっています。名門復活を信じるには、チームの再建が必須と言えるでしょう。
注目クラブ
プレミアリーグ2025-26シーズンの注目クラブはチェルシーです。
チェルシーは昨季プレミアリーグで4位と安定した成績を残しましたが、今季の注目度はさらに高まっています。というのも、UEFAカンファレンスリーグ優勝に続き、クラブワールドカップ(CWC)を制覇したことで、名実ともに期待値が急上昇中だからです。
特に決勝戦では、コール・パーマーが2ゴール&アシストを記録、ジョアン・ペドロも得点を挙げる活躍を見せ、チャンピオンズリーグ覇者のパリSGを3‑0で圧倒しました。
これによりチェルシーを率いるエンツォ・マレスカ監督の戦術が高い評価を受け、クラブとしての完成度や勢いにも注目が集まっています。ピナクル以外のブックメーカーのオッズでも上位に位置しており、今シーズンの優勝争いに加わる可能性は十分にあるでしょう。
日本人選手
2025‑26シーズンも、プレミアリーグには日本人選手の存在感がしっかり続いています。三笘薫(ブライトン)、鎌田大地(クリスタル・パレス)、遠藤航(リヴァプール)は主力としての期待が高く、それに加えて今夏移籍で加入した高井幸大(トッテナム)も話題の新戦力です。
リーグプレーが初となる高井選手のプレミア挑戦にも注目が集まっており、日本代表勢が各クラブで果たす役割にも期待が高まっています。
ラ・リーガ
2025-26シーズン優勝オッズ
2025-26シーズンのラ・リーガ優勝オッズをブックメーカー「ピナクル」で見ていきます。レアルマドリー・バルセロナの二強に食い込むチームは現れるのでしょうか。
チーム | オッズ | 昨季 |
---|---|---|
レアルマドリー | 1.88倍 | 2位 |
バルセロナ | 2.12倍 | 1位 |
アトレティコ | 11.18倍 | 3位 |
ビルバオ | 68.42倍 | 4位 |
ベティス | 68.42倍 | 6位 |
ビジャレアル | 82.71倍 | 5位 |
ソシエダ | 103.11倍 | 11位 |
セルタ | 255.95倍 | 7位 |
ジローナ | 255.95倍 | 16位 |
セビージャ | 255.95倍 | 17位 |
バレンシア | 255.95倍 | 12位 |
マヨルカ | 1001.05倍 | 10位 |
アラベス | 1018.45倍 | 15位 |
エルチェ | 1018.45倍 | -位 |
エスパニョール | 1018.45倍 | 14位 |
ヘタフェ | 1018.45倍 | 13位 |
レバンテ | 1018.45倍 | -位 |
オサスナ | 1018.45倍 | 9位 |
ラージョ | 1018.45倍 | 8位 |
レアルオビエド | 1018.45倍 | -位 |
2025–26シーズンのラ・リーガも、依然としてレアルマドリーとバルセロナによる二強構図が軸となりそうです。
昨季はバルセロナが28勝を挙げてリーグを制覇しましたが、今季の優勝オッズではレアルが1.88倍とトップに位置しており、“王座奪還”への期待が強まっています。オフシーズンの補強状況やチームの成熟度が高く評価されているようです。
アトレティコは昨季も堅実な戦いぶりで3位に入りましたが、オッズは11.18倍と大きく開いており、優勝候補というよりも“チャレンジャー”としての立場が色濃くなっています。持ち前の守備力と経験値を持ちながらも、トップ2を脅かすには決定力や安定感に課題が残るという評価でしょう。
注目クラブ
ラ・リーガ2025-26シーズンの注目クラブはレアルマドリーです。
今季のレアル・マドリードはシャビ・アロンソ新監督のもとで再出発を迎えます。クラブOBとしても知られるシャビ・アロンソの就任は、ファンから大きな期待を集めており、攻守両面でのバランス重視のスタイルがどのように浸透していくかが注目されます。
チーム編成面では、リヴァプールからアレクサンダー=アーノルドら実力者を加えたことで、右サイドの厚みが大きく増しました。また、中盤ではマンチェスターCのロドリ獲得にも動いていると報じられており、さらなる補強の可能性もあります。
昨季は国内リーグで惜しくも2位に終わったものの、国際大会ではタイトルを獲得しており、実力の裏付けは十分。若手とベテランの融合が進む今季、再びスペイン王者の座を目指すレアルの戦いぶりは、大きな注目を集めることになりそうです。
日本人選手
2025–26シーズンのラ・リーガにおける日本人選手では久保建英(ソシエダ)が依然として注目されます。リーグで日本人最多出場記録を更新し、安定したパフォーマンスと高い戦術貢献度が特徴の選手です。
また、RCDマジョルカでプレーする浅野拓磨の動向にも注目が集まります。昨季はリーグ戦で得点を記録するなど、限られた出場機会の中でインパクトを残しました。
セリエA
2025-26シーズン優勝オッズ
2025-26シーズンのセリエA優勝オッズをブックメーカー「ピナクル」のデータをもとにチェックしていきます。ナポリとインテルの覇権争いにユヴェントスやACミランが絡んでくるかに注目です。
チーム | オッズ | 昨季 |
---|---|---|
ナポリ | 2.95倍 | 1位 |
インテル | 3.50倍 | 2位 |
ユベントス | 5.50倍 | 4位 |
ACミラン | 7.50倍 | 8位 |
ASローマ | 12.00倍 | 5位 |
アタランタ | 19.08倍 | 3位 |
ラツィオ | 34.14倍 | 7位 |
フィオレンティーナ | 66.66倍 | 6位 |
コモ | 81.00倍 | 10位 |
ボローニャ | 101.42倍 | 9位 |
ジェノア | 502.90倍 | 13位 |
パルマ | 502.90倍 | 16位 |
サッスオーロ | 502.90倍 | -位 |
トリノ | 502.90倍 | 11位 |
ウディネーゼ | 502.90倍 | 12位 |
カリャリ | 972.41倍 | -位 |
クレモネーゼ | 1004.54倍 | -位 |
エラス・ヴェローナ | 1004.54倍 | 14位 |
レッチェ | 1004.54倍 | 17位 |
ピサ | 1004.54倍 | -位 |
2025–26シーズンのセリエAの優勝オッズは昨季王者ナポリがわずかな差で首位オッズを得ており、連覇への期待が高まっています。守備の安定感と組織的な攻撃力を維持できれば、再び優勝争いの主軸となるでしょう。
一方で、僅差で2位となったインテルも盤石の戦力を保持しており、オッズではナポリに迫る存在です。特に中盤からの得点力と、厚みのある選手層が大きな武器となります。
同じく名門クラブであるユベントスやACミランといったチームも注目で、前者は守備力と試合運びの巧さで上位をキープし、後者は若手の台頭と新戦力の融合がカギとなりそうです。
注目クラブ
セリエA2025-26シーズンの注目クラブはナポリです。
昨季見事セリエAを制したナポリはコンテ監督のもとでセリエA連覇と欧州舞台でのさらなる飛躍を目指しています。過去3年で2度目のスクデット獲得を果たしたチームには、一層の注目が寄せられており、新シーズンも主役候補として期待がかかります。
補強面では、マンチェスターCの心臓とも言われたケビン・デ・ブライネがフリーで加入し、即戦力として中盤のクオリティーを大幅に引き上げることでしょう 。さらに、ボローニャからの堅守ディフェンダーサム・ベウケマ獲得により、守備の安定性も強化されています 。
リーグ内外で評価されたコンテ体制の信頼性、主力ぞろいの厚い布陣、前シーズンのリーグ制覇という結果──これらが融合しつつある今季のナポリには、「スクデット連覇と欧州でも戦える力」を期待する見方が強まっています。
日本人選手
ナポリが主役を担う今季のセリエAにおいて、日本人選手の存在感も確実に広がっています。中でも注目されるのが、パルマで守護神を務める鈴木彩艶で、昨季は公式戦37試合に出場し、セリエA初挑戦ながら安定したパフォーマンスを披露しました
若干22歳ながら身長1.90mの大型GKとしてチームの最終ラインを支え、パルマ復権のキープレイヤーとして期待されています。
ブンデスリーガ
2025-26シーズン優勝オッズ
2025-26シーズンのブンデスリーガ優勝オッズを見ると、バイエルンが圧倒的な本命とされており、リーグ内での力の差が依然として大きいことがうかがえます。対抗となるクラブとのオッズの開きも大きく、今シーズンも一強体制が続くという見方が強まっています。
チーム | オッズ | 昨季 |
---|---|---|
バイエルン | 1.36倍 | 1位 |
レバークーゼン | 7.46倍 | 2位 |
ドルトムント | 9.05倍 | 4位 |
RBライプツィヒ | 15.95倍 | 7位 |
フランクフルト | 36.08倍 | 3位 |
シュツットガルト | 79.94倍 | 9位 |
フライブルク | 107.57倍 | 5位 |
ヴォルフスブルク | 113.68倍 | 11位 |
ボルシアMG | 160.59倍 | 10位 |
ブレーメン | 160.59倍 | 8位 |
マインツ05 | 213.54倍 | 6位 |
ホッフェンハイム | 266.44倍 | 15位 |
ウニオンベルリン | 266.44倍 | 13位 |
FCケルン | 530.20倍 | -位 |
ハンブルガーSV | 530.20倍 | -位 |
アウクスブルク | 1055.22倍 | 12位 |
ハイデンハイム | 1055.22倍 | 16位 |
ザンクトパウリ | 1055.22倍 | 14位 |
2025-26シーズンのブンデスリーガ優勝オッズを見ると、バイエルンが1.36倍で最有力とされています。昨シーズンの優勝チームであり、戦力の高さや安定感が評価されていることが分かります。
中堅〜上位クラブの一部にはチャンスがあるものの、オッズ上では大きく引き離されており、優勝争いに割って入るには相当の上積みが必要とされています。また、昨季好成績を収めたクラブでも評価が伸び悩んでいる例があり、ブックメーカーは安定性や実績を重視していることが感じられます。
全体的に、優勝候補はごく限られており、それ以外のクラブには番狂わせが起きない限り現実的な優勝は難しいという予想が反映されています。今シーズンも、バイエルンを軸とした構図に大きな変化はないと見られています。
注目クラブ
ブンデスリーガ2025-26シーズンの注目クラブはバイエルンです。
今シーズンのバイエルンは戦力の再編と若返りが進む中で、過渡期にあるクラブと言えます。長年チームを支えたミュラーが退団し、クラブの象徴的な時代に一区切りがつきました。一方で、トム・ビショフをはじめとする若手選手の台頭があり、将来を見据えたチームづくりが本格化しています。
また、コンパニ監督の下で戦術的な安定を築けるかどうかも大きなポイントです。昨季はリーグ優勝を果たしたものの、コーチ陣の一部退団やチーム内の再編成が続いており、今季はクラブとしての「継続性」が試されるシーズンになると見られています。
日本人選手
2025-26シーズンのブンデスリーガでは、日本人選手の存在感がますます高まっています。バイエルンの伊藤洋輝をはじめ、板倉滉(ボルシアMG)、佐野海舟(マインツ)などが、それぞれのクラブで主力としてプレーしています。
その中でも最新の注目ニュースとして、堂安律(フライブルク)がフランクフルトと個人合意に至ったと報じられています。実現すれば、日本人選手がブンデスリーガ上位クラブでさらに重要な役割を担うことになります。