【1.13更新】第103回高校サッカー選手権の組み合わせや本命校、優勝オッズを一気見しよう

第103回高校サッカー選手権が2024年12月28日にいよいよ開幕します。2025年1月13日の決勝の舞台に立つのはどの高校か、優勝するのはどのチームか非常に注目が集まっています。
優勝候補として名前が挙がるのは青森山田、静岡学園、大津などの常連強豪校ですが、高校サッカー選手権は一発勝負のトーナメント戦です。何が起こるか分からないのも高校サッカーの面白さです。
ブックメーカーでも高校サッカー選手権のオッズを公開しており、オッズから今大会の優勝予想や本命の高校を紐解いていこうと思います。
第103回高校サッカー選手権 最新オッズ
早速ですが、今大会のオッズをチェックしましょう。
高校 | オッズ |
---|---|
流通経済大柏(千葉) | 3.33倍 |
大津(熊本) | 4.06倍 |
青森山田(青森) | 4.5倍 |
前橋育英(群馬) | 9.73倍 |
明秀日立(茨城) | 10.49倍 |
静岡学園(静岡) | 14.29倍 |
米子北(鳥取) | 17.49倍 |
日章学園(宮崎) | 17.84倍 |
鹿児島城西(鹿児島) | 19.16倍 |
尚志(福島) | 19.32倍 |
阪南大高(大阪) | 19.97倍 |
その他(-) | 27.33倍 |
岡山学芸館(岡山) | 42.5倍 |
帝京(東京B) | 43.7倍 |
山梨学院(山梨) | 52.63倍 |
堀越(東京A) | 80.57倍 |
帝京大可児(岐阜) | 91.9倍 |
ブックメーカーのオッズから見ると流通経済大柏(千葉)と青森山田(青森)、大津(熊本)が優勝予想の大本命となっています。この3校は今年の高校サッカー界で圧倒的な実績を残しており、高校サッカー選手権でも優勝争いを演じるのは間違いありません。
また、全国常連の前橋育英(群馬)も優勝候補の一角として考えられていることが分かります。この4つの高校は高校サッカー界の頂点である高円宮杯プレミアリーグに所属しており、Jリーグのユースチームも交えてしのぎを削っています。
高校サッカー選手権は一発トーナメントであり、どんな展開になるかはわかりません。オッズ通りに大会が進行することはほぼあり得ないため、自分なりの分析で優勝予想を立てることが重要となります。
第103回高校サッカー選手権 組み合わせ
一回戦 (12/28,29)
- 12月29日 14:10静岡学園(静岡)2年連続15回目21-01-00広島国際学院(広島)2年連続2回目
- 12月29日 12:05専大北上(岩手)3年ぶり3回目00-10-12高知(高知)2年ぶり19回目
- 12月29日 14:10尚志(福島)4年連続15回目00-00-03PK50東福岡(福岡)3年ぶり23回目
- 12月29日 12:05正智深谷(埼玉)8年ぶり4回目21-11-01長崎総大付(長崎)2年連続10回目
- 12月29日 12:05前橋育英(群馬)4年連続27回目21-01-00米子北(鳥取)15年連続20回目
- 12月29日 14:10愛工大名電(愛知)5年ぶり2回目63-13-23明誠(島根)初出場
- 12月29日 14:10東海大山形(山形)10年ぶり2回目00-00-11松山北(愛媛)8年ぶり6回目
- 12月29日 12:05龍谷富山(富山)初出場00-00-05PK40那覇西(沖縄)4年ぶり18回目
- 12月29日 14:10札幌大谷(北海道)4年ぶり4回目10-01-112PK111寒川(香川)初出場
- 12月29日 12:05福井商(福井)17年ぶり2回目00-10-34大津(熊本)4年連続21回目
- 12月29日 12:05矢板中央(栃木)2年連続14回目20-02-11岡山学芸館(岡山)4年連続7回目
- 12月29日 14:10西目(秋田)12年ぶり14回目11-50-16日章学園(宮崎)3年連続18回目
- 12月28日 14:30帝京(東京B)15年ぶり35回目21-01-11京都橘(京都)2年連続11回目
- 12月29日 12:05金沢学院大付(石川)初出場00-00-04PK30鹿児島城西(鹿児島)8年ぶり8回目
- 12月29日 14:10東北学院(宮城)37年ぶり5回目31-12-01奈良育英(奈良)4年連続17回目
- 12月29日 12:05山梨学院(山梨)2年ぶり10回目11-10-12滝川第二(兵庫)3年ぶり22回目
二回戦 (12/31)
- 12月31日 12:05青森山田(青森)10-01-22高川学園(山口)
- 12月31日 12:05静岡学園(静岡)21-01-00高知(高知)
- 12月31日 14:10新潟明訓(新潟)00-30-36阪南大高(大阪)
- 12月31日 14:10東福岡(福岡)20-02-00正智深谷(埼玉)
- 12月31日 12:05帝京大可児(岐阜)51-04-11大分鶴崎(大分)
- 12月31日 12:05前橋育英(群馬)22-00-26PK52愛工大名電(愛知)
- 12月31日 14:10松山北(愛媛)10-01-00龍谷富山(富山)
- 12月31日 14:10津工(三重)00-00-22堀越(東京A)
- 12月31日 12:05流通経済大柏(千葉)52-03-00佐賀東(佐賀)
- 12月31日 12:05矢板中央(栃木)21-11-01日章学園(宮崎)
- 12月31日 14:10札幌大谷(北海道)10-01-22大津(熊本)
- 12月31日 14:10上田西(長野)22-00-11徳島市立(徳島)
- 12月31日 12:05明秀日立(茨城)20-02-00近大和歌山(和歌山)
- 12月31日 12:05東海大相模(神奈川)21-11-01草津東(滋賀)
- 12月31日 14:10東北学院(宮城)10-01-00滝川第二(兵庫)
- 12月31日 14:10帝京(東京B)52-03-00金沢学院大付(石川)
三回戦 (1/2)
- 1月2日 14:10高川学園(山口)00-00-22静岡学園(静岡)
- 1月2日 12:05東福岡(福岡)11-00-00阪南大高(大阪)
- 1月2日 14:10帝京大可児(岐阜)22-20-13前橋育英(群馬)
- 1月2日 12:05松山北(愛媛)11-50-16堀越(東京A)
- 1月2日 14:10流通経済大柏(千葉)21-01-11大津(熊本)
- 1月2日 12:05矢板中央(栃木)00-10-12上田西(長野)
- 1月2日 14:10明秀日立(茨城)10-01-15PK41帝京(東京B)
- 1月2日 12:05東北学院(宮城)00-20-13東海大相模(神奈川)
準々決勝 (1/4)
- 1月4日 14:10静岡学園(静岡)00-00-04PK50東福岡(福岡)
- 1月4日 14:10前橋育英(群馬)10-01-00堀越(東京A)
- 1月4日 12:05流通経済大柏(千葉)86-02-00上田西(長野)
- 1月4日 12:05明秀日立(茨城)11-10-12東海大相模(神奈川)
準決勝 (1/11)
- 1月11日 12:05東福岡(福岡)11-00-33前橋育英(群馬)
- 1月11日 14:20流通経済大柏(千葉)11-00-00東海大相模(神奈川)
決勝 (1/13)
- 1月13日 14:05前橋育英(群馬)11-10-00延前00延後09PK81流通経済大柏(千葉)
第103回高校サッカー選手権を制覇したのは群馬の前橋育英になりました。前橋育英はブックメーカーのオッズでも上から4番目の9.7倍と優勝候補の一つであったため、大きなサプライズではなかったかもしれません。
決勝戦は満員の国立競技場でオッズ一番人気の流通経済大柏(千葉)との一戦でした。前半12分に早々に先制点を奪われるも、前半31分にヘディングで同点に追いつくと、試合は一進一退の攻防が続き、そのままフルタイムが経過しました。
延長戦に突入しお互いチャンスを作り出すもあと一歩のところが届かず、決着はPK戦に委ねられることになりました。お互いのキッカーの質の高さが光るPK戦が展開されましたが、流通経済大柏の10人目のキッカーで前橋育英がついにセーブに成功。その後前橋育英の10人目がしっかりと決め切り、9‐8で7年ぶり2度目の全国制覇を果たしました。
注目校はココ!
大津(熊本)
今大会の優勝候補筆頭が公立の雄と称される熊本の大津です。高校年代の最高峰である高円宮杯プレミアリーグWESTを18勝1分3敗という圧倒的な成績で優勝すると、勢いそのままにプレミアリーグファイナルでEASTの王者である横浜FCを3-0で破り初制覇を達成。名実ともに今年最強の高校となりました。
青森山田(青森)
前回大会の優勝校である青森山田も当然のように今大会の優勝候補に挙げられます。チームは昨年全国制覇を経験している小沼蒼珠(3年)を中心にまとまっており、全員攻撃・全員守備というコンセプトのもとにチーム力を高めています。一発勝負の戦い方を熟知しており、今大会もしっかり勝ち進んでいくことが予想されます。
流通経済大柏(千葉)
日本で最も勝ち上がるのが難しいとされる千葉県予選を制覇した流通経済大柏にも注目が集まります。3年ぶりの全国大会の舞台ながら、今年のプレミアリーグEASTでは4位とその実力には疑いの余地はありません。プロ内定選手や日本代表候補選手がひしめくイレブンは決して大津や青森山田に引けを取らないでしょう。
明秀日立(茨城)
茨城の強豪校である明秀日立も優勝候補の一角です。昨年の総体覇者でもあり、全国の厳しさを知る部員も多数残っています。今年の県予選では全試合無失点で優勝を収めており、鉄壁のディフェンス力を全国の舞台で発揮できるかどうかが鍵となりそうです。
第103回高校サッカー選手権 試合会場

- 国立競技場(東京都新宿区)【開幕戦・準決勝・決勝】
- 駒沢陸上競技場(東京都世田谷区)
- 味の素フィールド西が丘(東京都北区)
- Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu(神奈川県川崎市中原区)
- ニッパツ三ツ沢球技場(神奈川県横浜市神奈川区)
- 浦和駒場スタジアム(埼玉県さいたま市浦和区)
- NACK5スタジアム大宮(埼玉県さいたま市大宮区)
- フクダ電子アリーナ(千葉県千葉市中央区)
- 県立柏の葉公園総合競技場(千葉県柏市)