ブックメーカーで禁止されている主な行為
ブックメーカーには各サイトごとに細かいルールが存在しますが、どのサイトでも守らなくてはいけなイ基本的なルールは存在します。「そのルールのことは知らなかった」という言い訳は通用しないため、ここで事前に知っておくとトラブルに巻き込まれずに済むかもしれません。
同じサイトで複数のアカウントを作成する
ブックメーカーを利用する上でやってしまいがちなのが同じサイトで複数のアカウントを作成することです。これは全てのブックメーカーで禁止されている行為です。
ブックメーカーでは1人につき1つのアカウントの作成が可能です。複数のアカウントを作成することは明確なルール違反であり、これにより自身の他のアカウントが凍結されたり、資金が没収されたりするリスクがあります。
虚偽の情報を使って登録する
テキトーな情報を使ってブックメーカーに会員登録することもやってはいけません。正確な情報でアカウントを作成する必要があります。
ブックメーカーはマネーロンダリングのような犯罪行為に加担する恐れのあるユーザーを排除する義務があります。そのため、偽名や嘘の情報による会員登録を禁止しているのです。
アービトラージ
多くのブックメーカーで禁止されている行為がアービトラージです。
アービトラージ| 用語解説
複数のブックメーカーのオッズの差を利用してどのような試合結果になったとしても必ず利益が出るようにベットする戦略。複数のブックメーカーを跨いで両賭けをしているようなものとなり、多くのブックメーカーでは禁止行為となっている。
ブックメーカーではベットの公平性が重要です。アービトラージのような必ず利益が得られるような賭け方は公平性を欠き、ブックメーカーは損しかしません。そのため、アービトラージを禁止しているブックメーカーが多いというわけです。
しかし、中にはピナクルのようにアービトラージを正式に認めているブックメーカーが存在することも知っておくと良いでしょう。
低オッズに賭け続ける
これはブックメーカーによって対応が様々ですが、このような行為をペナルティーの対象としているサイトも存在します。具体的には1.1倍のような低オッズに賭け続けるとマックスベット規制の対象となってしまうリスクがあります。
マックスベット規制| 用語解説
ブックメーカーがユーザーに科すペナルティーの一種。一度にベットできるベット額に制限がかかり、大きな勝負ができなくなる。多くの場合、ベット上限が数千円程度に制限されることになり、ブックメーカーを楽しめなくなるかもしれない。
しかし、これはあくまでも低オッズに賭けること自体がダメなのではなく、低オッズに賭け続けることがリスクが高いということです。また、1.5倍以上のオッズは低オッズとはみなされないことが多いです。
高額な入出金を繰り返し行う
入出金を頻繁に行うとブックメーカーからペナルティーを受けるリスクが高まります。
きちんとベットする目的で入出金を繰り返すのは何も問題がありませんが、何もベットしないのに高額な入出金を繰り返すとマネーロンダリングを疑われます。
前述の通り、ブックメーカーはマネーロンダリングのような犯罪行為に関して敏感です。疑わしい行動はアカウント凍結などのペナルティーに繋がってしまうため、気を付けましょう。
外部ツールの使用
ブックメーカーでは外部ツールの使用は固く禁止されています。
例えば、オッズが特定の数値になったら自動でベットするツールやアービトラージが可能なオッズの組み合わせを自動で見つけるツールなどの使用は禁止行為です。
他のユーザーやサポートへの迷惑行為
ブックメーカーではユーザー同士がコミュニケーションを取れる場を提供しているサイトもあります。そのような場における迷惑行為はもちろん、カスタマーサポートに対する迷惑行為もやってはいけない行為となります。
ブックメーカーだからこういう行為はダメということではなく、一人のユーザーとして御法度であるため、健全にスポーツベットを楽しみましょう。
利用規約に抵触する行為
全てのブックメーカーはそれぞれ利用規約を定めています。利用規約の内容はサイトによって異なりますが、当然ながら利用規約に抵触する行為はペナルティーの対象となります。
また、利用規約以外にもボーナス規約や入出金規約などブックメーカーに関するルールが細かく定められている場合もあります。ブックメーカーで遊ぶ際には、一度利用規約に目を通し、何が禁止行為として定められているのかを確認してみることをおすすめします。