WINNERとブックメーカーの違いは?還元率や賭け方を比較

WINNERとはサッカーとバスケットボールの試合を対象に試合結果や大会結果を予想して賭けることができるスポーツくじのことです。
2022年9月から販売が開始され、日本国内で気軽にスポーツベットが楽しめるということで非常に人気の高いコンテンツへと成長を遂げています。
スポーツベットという観点からWINNERとブックメーカーは比較されることが多く、一体どちらがお得なのかという疑問を抱いている方も少なくないと思います。
この記事ではそんなWINNERとブックメーカーについて、還元率や賭け方など両者の違いを徹底的に解説してきます。
WINNERとは

WINNERは1口200円から販売されているスポーツくじです。オッズ方式が特徴的でブックメーカーと似たようなシステムで購入できる点が人気となっています。totoやBIGでおなじみの日本スポーツ振興センターが販売しているため、公営ギャンブルと同じ扱いです。
WINNERの対象となっているスポーツはサッカーとバスケットボールです。ユーザーはいつでもJリーグやBリーグに賭けることができます。また、ワールドカップも対象試合として取り上げられることがあり、カタール大会では30億円以上の販売実績を記録したことも話題となりました。
WINNERの賭け方
WINNERでは主に二通りの賭け方が存在します。1試合のスコアを予想するパターンと大会の結果を予想するパターンです。
1試合のスコアを予想する
対象の試合のスコアを予想する最もシンプルで人気の高い賭け方です。自分が好きなスポーツや詳しいチームの試合を予想すると勝ちやすいかもしれません。なお、WINNERにはキャリーオーバーは存在しません。的中者がいなかったり、払戻金が余った場合は購入者全員に払い戻しが行われる「特払金方式」が採用されています。


大会の結果を予想する

WINNERはJリーグやBリーグ、ワールドカップなどの大会を通じた結果を予想し賭けることもできます。スポーツくじを長く楽しみたい方や、大番狂わせを狙って大きな払い戻しをゲットしたい方はこちらの賭け方でWINNERを購入するといいかもしれません。
WINNERとブックメーカー

ここまでWINNERについてご紹介してきましたが、ここからはWINNERとブックメーカーの比較をしていこうと思います。WINNERとブックメーカーは共通している部分もあるため、両者を比較することで見えてくるメリット・デメリットが存在するかもしれません。
賭けられる試合の数
前述の通り、WINNERとはサッカーとバスケットボールの試合を対象としたスポーツくじです。一方、ブックメーカーでは世界中で行われているあらゆるスポーツに賭けることができます。
サッカーやバスケットボール以外にも野球、格闘技、テニス、ゴルフ、eスポーツなどありとあらゆるスポーツの様々な試合にオッズが設定されており、ユーザーは自分が好きなスポーツ・好きな試合を選択し楽しめます。
サッカーの試合に限ってみても、WINNERはJリーグのみが対象となっているのに対し、ブックメーカーではプレミアリーグやチャンピオンズリーグ、韓国リーグや南米リーグもベットジャンルとして提供されています。
賭けられる試合の数ではブックメーカーがWINNERを圧倒しているのが現状となっています。
賭け方の種類
1つの試合に対してどれだけの賭け方が用意されているのかという点を比較します。
WINNERでは基本的にスコア予想や点差予想の一通りの賭け方しか利用できません。一方、ブックメーカーではワンバイツーやオーバーアンダー、ハンディキャップなど一つの試合に対して様々な賭け方を用意しています。
また、ブックメーカーはライブベッティングやキャッシュアウトのようなリアルタイムでベットをコントロールできるようなサービスも提供しています。
還元率
還元率とはユーザーが賭けた金額に対してどれほどの額が払い戻されるかを示した数値のことを指します。還元率が高ければ高いほどより多くの払い戻しがユーザーに支払われるため、結果的にオッズが高くなり、ユーザーの利益に繋がります。
WINNERは公営ギャンブルということで還元率が50%程度になるように設定されています。一方でブックメーカーの還元率は90%~98%程度が平均です。これほど還元率に差があると、オッズに直接的に影響します。実際に両者のオッズを見比べてみるとその差が歴然となっていることが分かると思います。


同じ試合の同じ選択肢であるのにも関わらず、オッズは倍以上差が付いています。WINNERで1万円賭けて的中させて10万7,000円の払い戻しになるところ、ブックメーカーでは26万円もの払い戻しとなります。
これは両者の還元率に大きな差が存在するために起こっています。還元率が低いWINNERでは払い戻しの額が少なくなり、その分オッズも高くならないのです。そのため、より大きな利益を求めてブックメーカーで遊ぶことを選択する人も少なくありません。
WINNERにしかないメリット
あらゆる点でブックメーカーの後塵を拝するWINNERですが、もちろんWINNERにしかないメリットというのも存在します。ここでいくつかご紹介します。
公営ギャンブルの信頼性
WINNERは公営ギャンブルです。どれだけ利用しても違法性がなく、個人情報の保護や資金管理の点も非常に優れています。一方、ブックメーカーは海外で運営されているため、中には個人情報の管理がずさんなサイトも存在するかもしれません。しかし、WINNERではそのようなことはないため、安心して遊ぶことができるでしょう。
日本円で購入できる
当たり前ですがWINNERの購入は日本円で行います。ブックメーカーにはドルでしかベットできないサイトも数多く存在し、両替の手数料や手間が発生することも少なくありません。WINNERではいつでもどこでも気軽にくじを購入できる点が大きなメリットの一つとして数えられます。
税金がかからない
WINNERの当せん金は非課税です。何百万円ゲットしても税金を納める義務はありません。一方、ブックメーカーでは勝利金には税金がかかる場合があります。税金を払わないでいると脱税として加算税や刑事罰といったペナルティーの対象となることもあります。
WINNERとブックメーカーまとめ
ここまで、WINNERについての解説とWINNERとブックメーカーの比較についてご紹介してきました。
WINNERはブックメーカーにおけるスポーツベットのようなシステムで購入できるスポーツくじで、公営ギャンブルとして扱われています。信頼性が高かったり、税金がかからなかったりと数々のメリットがあります。 しかし、ブックメーカーと比較すると賭けられる試合の数や還元率・オッズの観点から見劣りする部分があるのも事実です。
WINNERを選ぶか、ブックメーカーを選ぶかは両者のメリット・デメリットを慎重に検討した上で、自分に合った方を利用することを心がけましょう。
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