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eスポーツに賭けられるブックメーカー【徹底解説】

おすすめブックメーカー

近年、eスポーツは若い世代を中心に爆発的な人気を獲得しており、ゲームという枠を超えたプロゲーマーによる熟練のスキルと高度な戦略性が注目されています。

特に世界大会のようなハイレベルな試合は観客や視聴者を魅了し、YoutubeやTwitchなどのオンライン配信を通じて数百万人規模の視聴者を集める一大イベントとなっています。

こうした盛り上がりの中で、eスポーツを取り扱うブックメーカーも増加しており、賭けの対象としても広がりを見せています。この記事では、eスポーツファンにおすすめのブックメーカーを厳選し、その特徴や魅力を詳しく紹介します。

目次 ─ Table of Contents

おすすめのブックメーカー

結論からお伝えすると、オリンピックに賭けるならピナクルが最もおすすめです。

ピナクルは1998年に設立された歴史のあるブックメーカーです。ユーザーの利益を第一に考えるという経営理念のもとに運営されています。海外での人気はもちろんですが、国内対応もしているため、日本語ユーザーの間でも人気が高く、初心者にもおすすめのサイトです。

ピナクルはオッズの公開が早く、バリューオッズに出くわすチャンスに恵まれています。バリューオッズとは実際に起こる確率と乖離があるオッズのことで、ブックメーカーを攻略する上での基本となります。まずはピナクルのオッズをチェックするというユーザーも多いです。

おすすめ
おすすめブックメーカー
eスポーツに賭けるなら
ふきだし
どんな人におすすめ?
  • 豊富なベットオプションが欲しい
  • より高いオッズで賭けたい
  • 1位
    PINNACLE
    pinnacle
    総合評価
    90
    /100点
    オッズオッズ
    スポーツスポーツ
    ボーナスボーナス
    入出金入出金
    サポートサポート
    URLpinnacle.com
    運営企業Impyrial Holdings Ltd
    運営国イギリス
    サービス開始1988年
    ライセンスキュラソー(8048/JAZ2013-013)
    日本語対応
    入金方法銀行振込・クレジットカード・電子決済・仮想通貨
    出金方法銀行振込・電子決済・仮想通貨
    サポートメール
    対応通貨ドル・ユーロ・日本円
    公式アプリ-
    ピナクルを詳しく
    良い点・メリット
    バリューオッズのチャンスが多い
    低マージン・高オッズを実現
    eスポーツ専門のセクションがある
    業界最速のオッズ公開
    悪い点・デメリット
    ボーナス重視の人には不向き
    国内ユーザーの数がそれほど多くない
    入出金のバリエーションに乏しい

    冒頭でご紹介した通り、ピナクルはユーザーの利益を最優先としています。例えば、ピナクルがマージン(控除率)を低く設定しているのもその表れです。マージンはブックメーカーの利益となる割合であり、マージンが低ければ低いほどオッズが高くなるという相関関係にあります。

    また、アービトラージが使える点もピナクルだからこそです。アービトラージとは複数のブックメーカー間のオッズ差を利用して必ず利益が出る賭け方を行う戦略ですが、他のブックメーカーでは禁止されていることが多いです。しかし、ピナクルでは自由に使うことができてしまいます。

    ピナクルは世界中のスポーツをカバーしていますが、特にeスポーツに強みを持ちます。ピナクルはeスポーツが今ほど人気になる前からLOLやDota2の世界大会にオッズを付けていました。昔からゲームが好きだったというユーザーの中には今でもピナクルを愛用しているという方も少なくありません。

  • 2位
    Sportsbet.io
    sportsbetio
    総合評価
    90
    /100点
    オッズオッズ
    スポーツスポーツ
    ボーナスボーナス
    入出金入出金
    サポートサポート
    URLsportsbet.io
    運営企業mBet Solutions N.V.
    運営国キュラソー
    サービス開始2017年
    ライセンスキュラソー(1668/JAZ)
    日本語対応
    入金方法銀行振込・仮想通貨
    出金方法銀行振込・仮想通貨
    サポートライブチャット・メール
    対応通貨日本円・仮想通貨
    公式アプリiOS,android
    スポーツベットアイオーを詳しく
    良い点・メリット
    国内ユーザーが安心して使える
    公式アプリも利用できる
    日本語対応が完璧なサイト
    仮想通貨も法定通貨も豊富に使える
    悪い点・デメリット
    入出金方法はあまり多くない
    仮想通貨以外を使うメリットが少ない
    ボーナス目当てでは選べない

    スポーツベットアイオーは仮想通貨に特化したブックメーカーとして紹介されることが多いサイトですが、実は法定通貨でも遊ぶことができます。対応通貨は国内ユーザーも使いやすい日本円やドルです。しかし、スポーツベットアイオーで遊ぶならぜひ仮想通貨をお試しください。

    仮想通貨を使うメリットは多く、本人確認が不要な点入出金の反映が早い点手数料がほぼかからない点はよく挙げられるでしょう。特にブックメーカーに身分証明書を提出しなければならない本人確認をする必要がない点は仮想通貨だからこそのメリットとなります。

    スポーツベットアイオーの独自のサービスであるプライスブーストもおすすめポイントです。これは一日に一回オッズを上昇させることができる機能で、各スポーツで利用可能です。オリンピック期間中に上手に使うことでより高いリターンを獲得できるチャンスになるかもしれません。

  • 3位
    1XBET
    1xbet
    総合評価
    90
    /100点
    オッズオッズ
    スポーツスポーツ
    ボーナスボーナス
    入出金入出金
    サポートサポート
    URL1xbet.com
    運営企業Caecus N.V.
    運営国キプロス
    サービス開始2007年
    ライセンスキュラソー
    日本語対応
    入金方法銀行振込・電子決済・仮想通貨
    出金方法銀行振込・電子決済・仮想通貨
    サポートメール・ライブチャット
    対応通貨日本円・ドル
    公式アプリiOS・android
    1XBETを詳しく
    良い点・メリット
    様々なeスポーツのタイトルを網羅
    各スポーツにプロモーションを用意
    公式アプリで気軽にベットできる
    世界中のプロスポーツに賭けられる
    悪い点・デメリット
    サイトがごちゃごちゃしている
    出金条件は容易ではない
    簡易登録では出金ができない

    1XBET(ワンバイベット)は業界でもトップクラスの豊富なスポーツラインナップを誇るブックメーカーです。サッカーやバスケットボールといったメジャースポーツはもちろんのこと、クリケットやダーツなどのマイナースポーツにも対応しており、幅広いスポーツファンに対応しています。

    1XBETはスポーツのカバー範囲にとどまらず、eスポーツのラインナップも業界随一となっています。多くのブックメーカーが取り扱うリーグオブレジェンドDota2はもちろん、ロケットリーグGeoGuessrといった最近人気が高まっているゲームの大会にも賭けることが可能です。

    eスポーツのベットオプションは基本的に勝敗予想となりますが、1XBETではその他の賭け方を用意していることもあります。例えば、前述のGeoGuessrはスコアを競うeスポーツですが、オーバーアンダーハンディキャップコレクトスコアといったベットオプションが提供されています。

  • 4位
    ボンズカジノ
    bons
    総合評価
    90
    /100点
    オッズオッズ
    スポーツスポーツ
    ボーナスボーナス
    入出金入出金
    サポートサポート
    URLbons.com
    運営企業NestlingCorn Limited
    運営国キュラソー
    サービス開始2019年
    ライセンスキュラソー(8048/JAZ 2019-055)
    日本語対応
    入金方法銀行振込・クレジットカード・電子決済・仮想通貨
    出金方法銀行振込・電子決済・仮想通貨
    サポートライブチャット・メール
    対応通貨日本円・仮想通貨
    公式アプリiOS,android
    ボンズカジノを詳しく
    良い点・メリット
    外部アカウントで簡単会員登録
    5回目まで受け取れる初回入金ボーナス
    3,000種類を超えるカジノゲーム
    豪華なVIPプログラム
    悪い点・デメリット
    もらえるボーナスは一体型
    賭け条件のハードルは高め
    公式アプリの提供なし

    ボンズカジノはその名の通りオンラインカジノゲームを中心にラインナップしているサイトですが、スポーツベットでも遊ぶことができます。プロ野球やJリーグなどの国内のスポーツを中心に海外サッカーやNBAのような海外スポーツも幅広く取り扱っています。

    ボンズカジノのおすすめポイントはウェルカムボーナスの規模が破格である点です。初回入金から5回目の入金まで受け取れるボーナスはそれぞれを満額受け取ると約40万円にもなります。VIPプログラムを通じて提供されるボーナスも豪華であるため、気になる方は公式サイトをチェックしましょう。

    但し、注意点としてボンズカジノのボーナスが一体型である点が挙げられます。一体型ボーナスでは賭け条件が入金額とボーナス額の合計額に対して課されるため、達成のハードルが高くなってしまいます。ボーナスは計画的に受け取り、利用しましょう。

  • 5位
    ラーメンベット
    ramenbet-1
    総合評価
    85
    /100点
    オッズオッズ
    スポーツスポーツ
    ボーナスボーナス
    入出金入出金
    サポートサポート
    URLramenbet.com
    運営企業Pomadorro N.V.
    運営国キュラソー
    サービス開始2024年
    ライセンスキュラソー
    日本語対応
    入金方法銀行振込・クレジットカード・電子決済・仮想通貨
    出金方法銀行振込・電子決済・仮想通貨
    サポートメール・ライブチャット
    対応通貨日本円・ドル・仮想通貨
    公式アプリiOS,android
    ラーメンベットを詳しく
    良い点・メリット
    ボンズカジノの姉妹サイト
    最高30万円の初回入金ボーナス
    スポーツのデータを閲覧できる
    スポーツに関するプロモーションが豊富
    悪い点・デメリット
    出金手数料がかかる場合がある
    初回入金ボーナスは一体型
    ボンズカジノと変わり映えしないかも

    ラーメンベットはボンズカジノの姉妹サイトとして2024年3月にオープンしたばかりのブックメーカーです。そのため、サイト自体の信頼性や安全性には問題がなく、初心者の方でも気軽に始められるというメリットがあります。しかし、ボンズカジノでいいじゃんという声も少なからずあります。

    ラーメンベットもボンズカジノ同様、ウェルカムボーナスが豪華です。初回入金ボーナスは最大で30万円もの額になります。ボンズカジノとは違い5回入金しないといけない額ではなく、一度の入金でもらえる額となっています。併せてフリースピンも獲得できるのでボンズカジノよりお得となっています。

    また、ラーメンベットにはフリーマネーと呼ばれる独自のボーナスも存在します。フリーマネーはその名の通り、リアルマネーを使うことなくスポーツベットやオンラインカジノが遊べるボーナスです。初回入金を行ったり、公式アプリをインストールしたり、お友達を紹介したりすると獲得できます。

eスポーツに賭けるブックメーカーの探し方

eスポーツに賭けられるおすすめのブックメーカーをご紹介しましたが、ブックメーカーは他にも数多く存在しています。ここでは自分でブックメーカーを探してみたいという方のために、ブックメーカー選びで重要なポイントを解説します。

ブックメーカーの信頼性・安全性
ベットオプションの豊富さ
オッズの高さ
ボーナスの豪華さ
ライブ機能の有無

ブックメーカーの信頼性・安全性

ブックメーカーは世界中にごまんと存在しますが、全てのブックメーカーが安全というわけではありません。中にはユーザーの個人情報や資金をずさんに管理しているサイトも存在します。

興味のあるブックメーカーが信頼に足るかどうかを判断するにはまずライセンスを確認してださい。ライセンスとはそのブックメーカーが合法に運営されていることを証明するものであり、サイト運営に必ず必要なものです。

多くのブックメーカーではサイトのフッター部分にライセンスの情報が書かれていますが、サイト中を探してもライセンス情報が見つからない場合、そのブックメーカーの利用は避けましょう。

ベットオプションの豊富さ

ブックメーカーを選ぶ際、ベットオプションの豊富さにも注目しましょう。もちろん、ベットオプションが多ければ多いほど勝ちやすく、スポーツを楽しむことができます。

eスポーツはサッカーやテニスほどのベットオプションはありません。しかし、ブックメーカーによっては勝敗予想以外のベットオプションを提供している場合もあります。

オッズの高さ

次に考慮すべきは、オッズの高さです。当然ながらブックメーカーのオッズが高いほど、勝利した際のリターンも大きくなります。オッズはブックメーカーごとに差があるため、同じ試合や同じベットオプションでもどのサイトが最も高いオッズを設定しているかを比較することが重要です。

eスポーツのオッズは普段のスポーツベットと違い、ブックメーカー間でオッズにばらつきがみられることが多いです。eスポーツはスポーツと違い結果の予測が難しく、選手のコンディションなどは試合が始まってみるまで分からないためです。

ボーナスの豪華さ

ボーナスも無視できないポイントです。多くのブックメーカーでは、新規登録者向けのウェルカムボーナスや定期的なプロモーションが実施されます。

これらのボーナスは実際に賭ける前に自分の軍資金を増やすために活用すべきものです。また、初回入金ボーナスフリーベットなど、どのようなボーナスが用意されているかを事前に確認することで、初期投資を抑えつつ、スポーツベットを楽しむことができます。

ライブ機能の有無

eスポーツに賭けるならライブ機能は欠かせません。例えば、ライブベッティングが使えるブックメーカーでは、試合中にリアルタイムでベットを行うことができます。eスポーツの大会は必ずYoutubeやTwitchを通じて配信されます。ライブストリーミングを見ながらライブベッティングを活用しましょう。

さらに、キャッシュアウトがある場合、試合の途中でベットを清算できるため、利益を確保したり損失を最小限に抑えることができます。キャッシュアウトの持つこの柔軟性はリスクを管理しながらベットを楽しみたいユーザーにとって有益なものとなります。

eスポーツのベットオプション

eスポーツ

eスポーツはベットオプションの種類が多くありません。基本的にマネーラインと呼ばれる勝敗予想にしか賭けられませんが、ブックメーカーによってはもういくつかのベットオプションを提供している場合があります。

勝敗予想

eスポーツで多くの場合用意されている賭け方です。単純に試合の勝者を予想するシンプルなベットオプションとなります。

eスポーツでは引き分けがないケースがほとんどであり、二者択一の選択肢となります。事前に有力選手や優勝候補のチームを探し出した上で賭けると堅実に稼げるかもしれません。

アウトライト

アウトライトは大会の優勝チームやMVPのような長いスパンでの結果を予想するベットオプションです。

世界大会が始まる前にはこのアウトライトに賭けられるブックメーカーも現れます。格闘ゲームのEvolutionという世界大会ではTOP8が決まった時点で優勝者を予想するため、他のゲームより予想がしやすいと思います。

オーバーアンダー

オーバーアンダーは試合のスコアやスタッツがブックメーカーの設定した基準値を超えるかどうかを予想するベットオプションです。

ヴァロラントやFIFAのようなスコアを競うeスポーツではオーバーアンダーに賭けられる場合があります。オーバーアンダーではスポーツ同様にプレイヤー間の実力差をしっかり把握しないと正確なベットができません。

eスポーツの賭け方

実際にeスポーツに賭ける手順はブックメーカーによって異なりますが、大まかな流れは同じです。ログイン後、賭けたいベットオプションを選択し、賭け金を決定し、ベットを確定させるのみです。

1.ブックメーカーにログイン(会員登録)
2.賭けたいeスポーツのスポーツを選択
3.ベットオプションを選択
4.賭け金を入力
5.ベットを確定

eスポーツとは

eスポーツはElectronic Sports(エレクトロニック・スポーツ)の略称で、ビデオゲームをスポーツのように競技として行うことを指します。個人やチームで大会に参加し、プレイヤー達はスキルや戦略を駆使して対戦します。eスポーツのジャンルは多岐にわたり、主に以下のようなものがあります。

ジャンル概要
FPS/TPSシューティングゲームの一種で、FPSは一人称視点、TPSは第三者視点でプレイします。3人や5人でチームを組んで敵チームの撃退や目標の達成を目指します。代表的なタイトルとして「Call of Duty」や「APEX」が挙げられます。
MOBAこちらも複数名で構成されたチームがそれぞれ戦略を駆使し、相手陣地の制圧を目指すというゲームジャンルです。世界的に非常に人気が高く、高額賞金の大会が多く開催されています。「League of Legends」や「Dota 2」が代表的な作品です。
格闘プレイヤーがキャラクターを操作して対戦相手を倒すゲームです。ウメハラやときどといった日本人選手が多くの大会で活躍しているジャンルです。「ストリートファイター」や「大乱闘スマッシュブラザーズ」が有名です。
スポーツサッカーや野球のような実際にあるスポーツをゲームで戦います。一人で複数の選手を操作するものが一般的で、サッカーをテーマにした「FIFA」や野球をテーマにした「実況パワフルプロ野球」が広く親しまれています。
RTSリアルタイムで自分の部隊を指揮し、相手との戦略性を競うゲームです。MOBAに似てますが、RTSではチーム戦よりも1対1が多く、個人戦となることも少なくありません。「StarCraft II」がこのジャンルの代表的なタイトルです。
DCGデジタルカードを使い対戦するゲームです。気軽に楽しめるうえ、オンライン対戦も充実しており、特に国内で人気が高いジャンルです。「Shadowverse」や「HearthStone」などが代表例です。
パズルルールがシンプルで直感的に楽しめるジャンルです。初心者から上級者まで幅広い層が楽しめるため、eスポーツの競技種目として採用されることも多いです。「ぷよぷよ」や「テトリス」などは多くの人がご存じではないでしょうか。

eスポーツの人気

市場規模
市場規模

eスポーツの市場規模は年々大きな成長を遂げています。2023年には約17億2,000万ドル(約2,500億円)と推定されている市場規模も2032年には90億ドル(約1兆3,500億円)を超えると予測されています。

この急激な市場規模の拡大はゲーム企業の努力やスポンサー企業の投資はもちろんですが、配信プラットフォームやグッズ販売、さらには地域ごとの大会の活性化にも支えられています。特に日本や中国などのアジアの影響力は大きく、スポーツとしてのゲームが文化としても広がりを見せています。

視聴者数
視聴者数

視聴者数もeスポーツ市場の拡大を象徴しています。日本eスポーツ連合(JeSU)の調査によると、2022年時点で日本国内のeスポーツファンは約776万人に上り、2025年には1,000万人を超える見通しです。

世界的には5億人以上がeスポーツを視聴しており、TwitchやYouTubeといった配信プラットフォームがその成長を支えています。この普及は、eスポーツ観戦がエンターテインメントの一部として定着しつつある証といえるでしょう。

賞金額
賞金額

eスポーツ大会の賞金額はスポーツを凌駕することもあります。2024年に開催された「Dota 2」の「The International」では、Esports Earningsのデータによると、賞金総額が2,100万ドル(約31億円)を超えました。プロゲーマーの注目度が高まり、競技人口やファン層の拡大にもつながっている証拠でもあります。

さらに、格闘ゲームの代表作である「ストリートファイター6」でも、賞金額の大幅な増加が見られます。2024年の「CAPCOM CUP X」では、優勝賞金が100万ドル(約1億5,000万円)、賞金総額は200万ドル(約3億円)の規模で開催されています。

eスポーツがオリンピック競技に?

eスポーツはゲームの大会ですが、スポーツの最高峰であるオリンピックという舞台で選手たちが輝く日が来るかもしれません。2025年には、国際オリンピック委員会(IOC)が主催する「オリンピックeスポーツゲームズ(OEG)」の第1回大会がサウジアラビアで開催される予定です。

この動きは、若者世代にオリンピックへの関心を高め、色々な形のスポーツをアピールする試みとして捉えられています。「所詮ゲーム」と思われてきたeスポーツが国際的なスポーツイベントの一環として認知される重要な一歩となるでしょう。

一方で、競技タイトルの選定やスポーツの定義を巡る議論など、解決すべき課題が残されているのも事実です。それでも、eスポーツが若者文化の一部として世界中に広がりを見せている現在、このeスポーツという新しい競技がオリンピックという舞台で花開く未来は現実に近づいているといえるでしょう。

注目のeスポーツ

ブックメーカーで賭けられるeスポーツのタイトルは様々ですが、ここではeスポーツ界でも特に人気の高い注目のタイトルをいくつかご紹介します。

リーグ・オブ・レジェンド

リーグオブレジェンド
ジャンル
MOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)
どんなゲーム?
Riot Gamesが開発した戦略性の高い5対5のチーム対戦ゲームです。プレイヤーは140体以上の「チャンピオン」から1体を選び、それぞれ固有のスキルや役割を駆使して敵チームの本拠地「ネクサス」を破壊することを目指します。マップには「トップ」「ミッド」「ボット」「ジャングル」などの役割があり、チームプレイと戦略が勝利の鍵となります。
世界大会
World Championship(通称:Worlds)。各地域リーグのトップチームが集結し、毎年秋に開催される世界最高峰の大会です。観客動員数やオンライン視聴者数はeスポーツ界でもトップクラスを誇ります。

エーペックスレジェンズ

apex
ジャンル
FPS(ファーストパーソンシューティング)
どんなゲーム?
Respawn Entertainmentが開発した3人1組のチームで戦うバトルロイヤルゲームです。プレイヤーは20チーム(60人)で同じフィールドに降り立ち、最後の1チームになるまで戦います。各キャラクターには「レジェンド」と呼ばれる固有の能力があり、スキルやチームの連携力が勝敗を分けます。
世界大会
Apex Legends Global Series(ALGS)。年間を通して開催される公式大会シリーズで、地域ごとの予選を勝ち抜いたトップチームが世界大会で頂点を争います。

Dota2

dota2
ジャンル
MOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)
どんなゲーム?
Valve Corporationが開発した5対5のチームゲームです。プレイヤーは「ヒーロー」と呼ばれるキャラクターを操作し、固有のスキルやアイテムを駆使して敵チームの「エンシェント」を破壊することを目的とします。試合中のゴールドや経験値を活用してキャラクターを強化し、リアルタイムの状況に応じた判断力が求められます。
世界大会
The International(TI)。毎年開催され、クラウドファンディングによって賞金総額が決定される点が特徴です。特に2024年の大会では、2,100万ドル(約31億円)を超える賞金が用意されました。

ヴァロラント

valorant
ジャンル
FPS(ファーストパーソンシューティング)
どんなゲーム?
Riot Gamesが開発した5対5のチーム対戦型FPSです。プレイヤーは「エージェント」と呼ばれるキャラクターを操作し、スキルや武器を駆使して戦います。試合は最大25ラウンドで行われ、先に13ラウンドを取ったチームが勝利します。ラウンド毎に攻撃と防御が切り替わる中、正確な射撃とチームの連携が勝敗を左右します。
世界大会
VALORANT Champions Tour(VCT)。年間を通して行われる公式大会のシリーズで、最終的に世界一のプロチームを決定する「Champions」が開催されます。

ストリートファイター6

sf6
ジャンル
格闘ゲーム
どんなゲーム?
カプコンが開発した1対1の対戦型格闘ゲームです。プレイヤーは自分のキャラクターを操作し、相手の体力を0にすることを目的とします。今作では、新システム「ドライブゲージ」や「モダン操作」といったシステム面の進化が注目されています。初心者から上級者まで幅広く楽しめるゲームデザインになっています。
世界大会
Capcom CUP(カプコンカップ)。年間を通じて世界各地で予選が行われ、最終的にCapcom Cupで世界チャンピオンが決定されます。2024年のCapcom CUPでは優勝賞金100万ドル(約1億5,000万円)が話題を呼びました。
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