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ダーツに賭けられるブックメーカー【徹底解説】

おすすめブックメーカー

ダーツは競技としての技術や戦略の奥深さだけでなく、観戦しながら賭けを楽しむことができる点でも魅力を放つスポーツです。

特にPDCワールド・ダーツ・チャンピオンシップをはじめとする世界的な大会では、スリリングな展開や劇的な逆転劇が起きることも珍しくなく、多くのダーツファンを熱狂させています。

この記事ではダーツに賭けられるおすすめのブックメーカーや初めての人でも楽しめる賭け方のポイントを詳しくご紹介します。

ダーツに賭けるブックメーカーの探し方

ダーツに賭けられるおすすめのブックメーカーをご紹介しましたが、ブックメーカーは他にも数多く存在しています。ここでは自分でブックメーカーを探してみたいという方のために、ブックメーカー選びで重要なポイントを解説します。

ブックメーカーの信頼性・安全性
ベットオプションの豊富さ
オッズの高さ
ボーナスの豪華さ
ライブ機能の有無

ブックメーカーの信頼性・安全性

ブックメーカーは世界中に数多く存在しますが、そのすべてが安全とは限りません。一部のサイトでは、ユーザーの個人情報や資金の管理が不十分な場合もあります。そのため、ブックメーカーを利用する際には、その信頼性をしっかり確認することが重要です。

信頼できるブックメーカーかどうかを判断する最初のステップは、運営に必要なライセンス情報を確認することです。ライセンスは、そのブックメーカーが合法的に運営されていることを示す証明書であり、安全性を保証する重要な要素です。

多くのブックメーカーは、サイトのフッター部分にライセンスに関する詳細を記載しています。もしライセンス情報がサイト上で見つからない場合、そのサイトの利用は避けることをおすすめします。ライセンスの有無を確認することで、安全なブックメーカー選びに役立ててください。

ベットオプションの豊富さ

ブックメーカーを選ぶ際、ベットオプションの豊富さにも注目しましょう。もちろん、ベットオプションが多ければ多いほど勝ちやすく、スポーツを楽しむことができます。

ダーツは他のスポーツと比べると、ベットオプションの種類がやや少ない場合があります。しかし、ブックメーカーによって提供されるオプションには大きな違いがあるため、利用する前にしっかりと確認しておくことをおすすめします。

オッズの高さ

次に考慮すべきは、オッズの高さです。当然ながらブックメーカーのオッズが高いほど、勝利した際のリターンも大きくなります。オッズはブックメーカーごとに差があるため、同じ試合や同じベットオプションでもどのサイトが最も高いオッズを設定しているかを比較することが重要です。

ダーツを取り扱うブックメーカーの数は多くないため、サイトごとにオッズにばらつきが見られることも少なくありません。手間がかかるかもしれませんが、できるだけ高いオッズを提供しているブックメーカーを選ぶことが重要です。

ボーナスの豪華さ

ボーナスも無視できないポイントです。多くのブックメーカーでは、新規登録者向けのウェルカムボーナスや定期的なプロモーションが実施されます。

これらのボーナスは実際に賭ける前に自分の軍資金を増やすために活用すべきものです。また、初回入金ボーナスフリーベットなど、どのようなボーナスが用意されているかを事前に確認することで、初期投資を抑えつつ、スポーツベットを楽しむことができます。

ライブ機能の有無

ダーツに賭けるならライブ機能は欠かせません。例えば、ライブベッティングが使えるブックメーカーでは、試合の重要な局面でピンポイントに賭けることができます。ダーツの大会は長丁場なので、ここぞという時に勝負を仕掛けるのが良いでしょう。

さらに、キャッシュアウトがある場合、試合の途中でベットを清算できるため、利益を確保したり損失を最小限に抑えることができます。キャッシュアウトの持つこの柔軟性はリスクを管理しながらベットを楽しみたいユーザーにとって有益なものとなります。

ダーツのベットオプション

ブックメーカーではダーツに関するベットオプションを豊富に用意していますが、ここでは人気の高いものをいくつかご紹介していきます。

マネーライン

試合の勝者を予想する最もシンプルなベットオプションです。ダーツに詳しくない方でも気軽に利用できる賭け方として人気があります。

ダーツは世界ランキングが公開されており、事前に優勝候補をチェックすることができます。実績やコンディションを分析して賭けることで勝率を高めることに繋がるかもしれません。

オーバーアンダー

試合のスコアの合計が基準値を上回るか(オーバー)、下回るか(アンダー)を予想して賭けます。

ダーツのオーバーアンダーでは1ラウンドでプレイヤーが投げる3本の矢の合計が180点を超える回数を基準値とすることが多いです。オーバーアンダーが1.5となっていれば1ラウンドで180点を超えた回数が1.5を超えるかどうかを予想します。

ハンディキャップ

ダーツの試合はレッグとセットという概念があり、先にちょうど0点にした選手がレッグを獲得し、3レッグを獲得すると1セット、3セット獲得すると試合に勝利となるのがスタンダードです。

ハンディキャップでは一方の選手にレッグやセットをアドバンテージとして与え、ハンデ込みでの試合結果を予想して賭けるベットオプションです。実力差がある対戦でもハンディキャップを使うことで試合が面白くなったり、オッズが高くなったりします。

アウトライト

アウトライトは大会の優勝者やMVPなど、長期的なスパンでの結果を予想するベットオプションです。

ダーツの大会ではアウトライトベットとして大会の優勝者を予想する賭け方が人気です。また、最も多く180点を記録する選手や最高フィニッシュスコアを記録する選手へのアウトライトベットも人気があります。

ダーツの賭け方

実際にダーツに賭ける手順はブックメーカーによって異なりますが、大まかな流れは同じです。ログイン後、賭けたいベットオプションを選択し、賭け金を決定し、ベットを確定させるのみです。

1.ブックメーカーにログイン(会員登録)
2.賭けたいダーツの試合を選択
3.ベットオプションを選択
4.賭け金を入力
5.ベットを確定

ダーツの基礎知識

ダーツとは

ダーツは矢をボードに向かって投げ、得点を競い合うスポーツです。そのルーツはイギリスにあり、かつては兵士たちが戦争の合間に槍を小さく切り取ったものを投げて遊んでいたことから始まったと言われています。

その後、大衆にも広まり、バーやクラブの娯楽として発展を遂げました。20世紀初頭には、スポーツとしてのルールが整備され、公式大会が行われるようになりました。

現代のダーツは競技性の高さだけでなく、手軽に始められる趣味としても親しまれています。特に電子ボードを用いたソフトダーツはスコアの計算が自動でできるため初心者でもプレイでき、オンライン対戦の普及により、世界中のプレイヤーと対戦することも可能です。

また、近年ではダーツは賭けの対象としても注目されています。特にPDC ワールド・ダーツ・チャンピオンシップワールド・マッチプレイといったメジャーな大会では、多くのベットオプションが用意されています。

観戦するだけでなく、ダーツの大会により深く関わる楽しみ方も広がり、ダーツ人気がさらに高まっています。スポーツとしてだけでなく、エンタメとしての魅力も増している点が、現代のダーツの特徴と言えるでしょう。

ダーツの種類

ソフトダーツ
ダーツソフトダーツはプラスチック製のティップ(矢の先端)を使い、電子ボードに矢を投げるタイプのダーツです。ボードの表面には小さな穴がたくさん空いており、そこに矢が刺さることで得点が自動的に計算されます。バーやアミューズメント施設に設置されている多くはソフトダーツです。
また、ソフトダーツにはオンラインで対戦できるというメリットもあります。電子ボードで得点が計算されるため、オンラインで他のプレイヤーとリアルタイムで対戦できます。さらに、ソフトダーツは矢の重量が軽いため、手や肩への負担が少なく、初心者や女性でも遊びやすい点もメリットとなります。
スティールダーツ
ダーツスティールダーツは金属製のティップを使い、麻やシスルでできたボードを使用します。ボードの表面は硬いため、矢が刺さった時の気持ちよさがあります。得点はプレイヤー自身が計算します。プロの大会ではこのスティールダーツが一般的であり、競技性が高いと言われています。
また、スティールダーツは矢の重さや長さを選手が自分の好みに合わせて自由に設定できます。奥深い戦略性やスコアリングの正確さを重視するプレイヤーに人気があり、ダーツファンの中にはスティールダーツこそ本物のスポーツだと言う人も少なくありません。

ダーツのルール

ダーツには様々なルールがありますが、最も代表的なものは01(ゼロワン)ゲームクリケットゲームです。これらは初心者から上級者まで幅広く楽しまれており、それぞれ異なる戦略が求められます。

01(ゼロワン)ゲーム
ゼロワンゲームは、301点や501点など末尾が01(ゼロワン)となる持ち点をぴったり0点にすることを目指す競技です。プレイヤーは順番に3本の矢を投げ、持ち点を減らしていき、最初に0点になったプレイヤーが勝者です。ただし、持ち点を超えてしまうとBUST(バスト)となり、前の持ち点に戻ります。
序盤は効率よく点数を減らすために、中央のブルエリアを狙うのが一般的です。ブルエリアは狙いやすい位置にあり、当たると25点または50点と高めの得点が入ります。仮に外れても、周囲のシングルエリアに入りやすいため、大幅に得点が低くなるリスクが少ないのがポイントです。
終盤は残りの持ち点を計算し、次のラウンドで確実にフィニッシュできるよう狙う場所を調整することが重要です。01ゲームでは正確なスローイングと冷静な判断力が勝利への鍵となります。
クリケットゲーム
クリケットゲームは15から20の数字とブルエリアを使い、得点を競います。それ以外のエリアに当たっても得点にはなりません。プレイヤーは各数字に3回矢を当てると、そのエリアを「オープン」でき、自分の陣地として得点が可能になります。
例えば、20のエリアに3回当たれば20が自分の陣地となり、それ以降はヒットするたびに得点が入ります。トリプルに当たると3マーク、ダブルに当たると2マーク分としてカウントされるため、一気にオープンできることもあります。
しかし、相手が同じエリアに3回ヒットすると、そのエリアは「クローズ」され、得点できなくなります。そのため、相手にクローズされる前に得点を稼ぐことが重要となります。また、相手のオープンしたエリアをクローズすることで得点を防ぐ戦術も有効です。
勝利条件は得点が相手より上回っている状態で全てのエリアをクローズするか、ラウンド終了時により高い得点を持っているプレイヤーが勝ちです。試合中に奇跡の大逆転が起きることもあり、最後まで緊張感が続くのがクリケットゲームの魅力です。

PDC ワールド・ダーツ・チャンピオンシップ

PDC

概要

PDC(プロフェッショナル・ダーツ・コーポレーション)主催のワールド・ダーツ・チャンピオンシップは、世界最高峰のダーツ大会です。毎年12月中旬から翌年1月初旬にかけてイギリスはロンドンの「アレクサンドラ・パレス」で開催され、世界中のトッププレイヤーたちが集います。

1994年に初開催されて以来、毎年成長を続け、現在では「ダーツのワールドカップ」として絶大な人気を誇ります。現在はブックメーカーのウィリアムヒルが大会のスポンサーを務めるなど、ダーツというスポーツ自体がメジャーになりつつあります。

出場者

大会には約100名以上の選手が出場しますが、その出場権は厳しい条件をクリアした選手たちだけが獲得できます。出場枠はPDCの「オーダー・オブ・メリット(世界ランキング)」上位選手や年間を通じてのプロツアーの成績上位者に割り当てられます。

また、地域別予選会を勝ち抜いた選手にも出場権が与えられるため、世界中から多くの選手が集まります。日本からも毎年出場者が出ており、世界のトッププレイヤーたちと渡り合っていますが、まだ優勝争いの舞台に立ったことはありません。

大会の規模

前述の通りPDC ワールド・ダーツ・チャンピオンシップは、ダーツのワールドカップです。会場には数千人の観客が集まり、熱狂的な応援やチャントが会場を包み込みます。また、試合は世界中のメディアによって中継され、何百万人もの視聴者がテレビやオンライン配信で観戦します。

この大会は賞金総額が高額なのも特徴で、2024年大会では賞金総額が250万ポンド(4億7,000万円)を超え、優勝者には約50万ポンド(9,500万円)が贈られました。

PDC ワールド・ダーツ・チャンピオンシップはダーツ選手たちにとってまさに夢の舞台であり、富と名誉を一挙に手にする絶好のチャンスでもあります。そのため、世界中のプレイヤーたちがしのぎを削り、名勝負が数多く生まれるのです。